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第1章 掃き溜めの星屑

　池田くんと付き合うようになったのは、半年くらい前だ。
　池田くんが組んでるバンドのライブを観に行って…成り行きでエッチした。

「好きだよ」って言いだしたのは池田くんのほうだ。

　付き合っているというよりは、
　共依存みたいなものだろうか。

　お互いに支えを必要とする側なのに、
　愚かにも惹かれ合うなんて、
　わたしたちはマジでバカだ。


　それでもわたしたちはこうやってエッチして、上手く言葉にできない感情を共有してる。


　……それも学校で。
　わたしたちはマジで社会のゴミだ。