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地味子が官能小説を書いたら
第2章 こんな気持ち
ビデオが再生される。

若い女の子、私と同年代だろう。しかし、びっくりするほど可愛い。それに、とてもAV女優とは思えないほど清楚な感じで、お嬢様と言った感じだ。

(紗栄子を遊びまわっている女子大生風に設定していたけど、お嬢様とまでいかなくても、少しトーンを落とした方が良いかな……)と頭の中でメモを取る。

映像は、簡単なインタビューが始まっていた。

『年齢は?ー>18歳です』『彼氏はー>います』『経験人数は?ー>8人、かな』淡々と質問は続く。

(経験人数8人って、18歳で8人も経験があるってこと?!)自分とあまりに違い過ぎる。画面の女の子が、まるで宇宙人のように思えた。



「この辺、というか冒頭部分は参考にならないから飛ばそうか?」

私が唖然としているのを他所に、文剛は、あくまで事務的だ。

たしかに、彼女のインタビューを聞いても、私が書こうとする部分、エッチシーンには役に立ちそうにない。

文剛がタブレットを操作すると、テレビの映像も早送りとなり、女優の女の子が服を脱がされるシーンのところで、通常の速度に切り替わった。

「この辺で良いかな」

タブレットの操作を止め、文剛もテレビの画面に見入る。

ソファーに座る女優の隣に座った男優が、女優のあごをひき唇を近づけると、女優が舌をチロチロと出す。それを男優が大きな口で塞ぎ、吸い込んだ『うぐぐ』とくぐもった声が女優から漏れる。

『ちゅぱ、ちゅぱ』と唾液が混じる音が鳴り響き、その間にも男優の手は休まずに女優が来ているブラウスのボタンを外していった。

ブラウスが完全に開けると、中から、若い女の子に似つかわしくない、セクシーな下着が現れる。薄い紫色の少し透けたレース素材でできたブラだ。

つい、チラリと自分のブラウスのボタンとボタンの隙間から見えるブラを確認してしまう。ネットで10枚2800円で買った、セクシーさの欠片もないようなブラだ。

男優もいつのまにか上半身裸になり、その乳首を女優の口先へ差し出す。

すると、女優は、チロチロと小さな舌で男優の乳首を転がし始める。そして、男優は女優の太ももの間に手をもぐりこませ、もぞもぞと動かし始めた。

「あ、あ~~ん」女優は男優の乳首から唇を離すと、切なげに声をあげる。

閉じていた太ももは開かれ、ブラとお揃いのショーツが露わになった。





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