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地味子が官能小説を書いたら
第2章 こんな気持ち
「こほんッ」興奮した自分が恥ずかしいのか、咳ばらいをすると、いつもの落ち着いた文剛に戻り、今日の本題に戻そうとする。
「早速だけど、ビデオを観てみようか」と言いながら、テレビボードに置いてあったタブレットを取り、画面を操作し始めた。
私も画面をのぞき込む。自然と顔が近くなり、二人でハッとして、そこでまた照れくさくなる。
「あ、このタブレットで観るのではなく、テレビにタブレットの映像をキャストして映し出すんだ」
「キャスト?そんな事ができるんだ」何が何だか、機械音痴の私にはサッパリ分からない。
「うん、無線を使ってテレビに接続している機械に音楽や映像をストリーミングデータ-として配信するんだ、簡単に言うとスマホやタブレットの画面がテレビで観れる、という事」
(???説明されても良く理解できないが、タブレットではなくテレビを観るという事は分かった)うんうん、と分かってないくせに頷く私。
「ソファーに座って観ようか」文剛がそう言ってソファーに腰かけたので、私も少し離れてソファーに座る。
「エッチな動画のサイトはたくさんあるのだけど、有名なところでいうとこれかな」
いつの間にか、テレビにはブラウザーのアプリの画面が表示されていた。文剛が検索キーに『アダルト動画』と入力し、検索結果の一番上に表示されているリンクを指して説明してくれた。
リンク先を踏んだのか、裸の女の子画像がいっぱい並んだページが表示された。
あまりの多さに圧倒される。
「え……と、綾瀬さんが書いた小説の冒頭部分は読んだんだけど、主人公はAVに出演する女子大生なんだよね」
「うん、わたしと同じ年代の子が主人公だと書きやすいかなと思って」
「だったら、若い女の子が出演している作品が良いかな」
文剛は表示しているサイトのサイト内検索キーに『10代』と入力し、候補を絞った。
ページが更新され、相変わらず裸の女の子の画像がいっぱい並んだページが表示されたが、今度は、表示されているのは若い女の子ばかりのような気がする。
(なんだか、手慣れてる。もしかしたら早川君もこういうのをよく観てるのかな?)
チラッと横目で確認するが、文剛は事務的に作業しているように見えた。
「どれが良いかな、分からないから、適当に再生してみようか」
「う、うん、おまかせします」
「早速だけど、ビデオを観てみようか」と言いながら、テレビボードに置いてあったタブレットを取り、画面を操作し始めた。
私も画面をのぞき込む。自然と顔が近くなり、二人でハッとして、そこでまた照れくさくなる。
「あ、このタブレットで観るのではなく、テレビにタブレットの映像をキャストして映し出すんだ」
「キャスト?そんな事ができるんだ」何が何だか、機械音痴の私にはサッパリ分からない。
「うん、無線を使ってテレビに接続している機械に音楽や映像をストリーミングデータ-として配信するんだ、簡単に言うとスマホやタブレットの画面がテレビで観れる、という事」
(???説明されても良く理解できないが、タブレットではなくテレビを観るという事は分かった)うんうん、と分かってないくせに頷く私。
「ソファーに座って観ようか」文剛がそう言ってソファーに腰かけたので、私も少し離れてソファーに座る。
「エッチな動画のサイトはたくさんあるのだけど、有名なところでいうとこれかな」
いつの間にか、テレビにはブラウザーのアプリの画面が表示されていた。文剛が検索キーに『アダルト動画』と入力し、検索結果の一番上に表示されているリンクを指して説明してくれた。
リンク先を踏んだのか、裸の女の子画像がいっぱい並んだページが表示された。
あまりの多さに圧倒される。
「え……と、綾瀬さんが書いた小説の冒頭部分は読んだんだけど、主人公はAVに出演する女子大生なんだよね」
「うん、わたしと同じ年代の子が主人公だと書きやすいかなと思って」
「だったら、若い女の子が出演している作品が良いかな」
文剛は表示しているサイトのサイト内検索キーに『10代』と入力し、候補を絞った。
ページが更新され、相変わらず裸の女の子の画像がいっぱい並んだページが表示されたが、今度は、表示されているのは若い女の子ばかりのような気がする。
(なんだか、手慣れてる。もしかしたら早川君もこういうのをよく観てるのかな?)
チラッと横目で確認するが、文剛は事務的に作業しているように見えた。
「どれが良いかな、分からないから、適当に再生してみようか」
「う、うん、おまかせします」