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地味子が官能小説を書いたら
第9章 モダンガール
渋谷駅で流留と別れ、私は京王線にいた。

『花音先輩、 今は って、以前は 好きな人 がいたんすか?』という流留の問いかけに、私は答えることができなかった。

文剛のことを『好き』ということが、まだ私の中で完全に『過去』になり切れていないからだ。

(いつになったら、文剛君とのことが『過去』になるのだろう……)

きっと、他に好きな人ができたら『過去』にできるのだろう。しかし、どうして私は文剛を好きになったのだろう?

どうやら私は、『好き』になる方法を忘れてしまったようだ。



流れていく街の明かりが疎らになっていく。

もうすぐ八王子だ……




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