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ハニードロップ
第2章 本物
「奈子ちゃん、気持ちいいのここだよね?」
「ひっ、」
器用に指でくりんと皮を剥かれる。もう既に頭がおかしくなりそうなのに、今そこに触られたら……
「っ、あっ、あっ、やら、や、そこ、やらぁぁ!!」
つん、と舌で突かれただけで激しくイッた。痙攣が止まらない。ぷしゅ、と潮が飛び出した。
「やば……、めっちゃ興奮する……」
「あっ、や、いま、イッて……、あっ、ぁあああ!」
舌先でくりくりと弄られて、何度も絶頂する。馬鹿になったあそこから何度も潮が飛び出す。シーツを握って快感を逃そうとしても、全然ダメ。息ができない。
「ひっ、ああっ、やら、やら、たすけて……、」
同時に指が入ってきて、思わず懇願する。涙目で脚の間にいる三木村さんを見つめると、ゴクリと尖った喉仏が上下するのが分かった。
「奈子ちゃんが嫌がることしたくないとは思うんだけどさ。理性飛びそうで必死」
「あっ、あっ、や、こわい、気持ち良すぎて怖いぃ……」
「奈子ちゃん、一緒に」
狂っちゃおっか。
そう囁かれたと同時、中の指がくの字に曲がった。ベッドが軋むほど身体が跳ねて、潮が飛び出す。気持ち良すぎて辛い。怖い。癖になりそうで、怖い。