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ハニードロップ
第2章 本物
 三木村さんは、私がおかしくなるほどイッて、指まで動かせなくなっても私を攻め立てた。しつこいって自覚してるのに、やめるつもりはないらしい。

「この前俺すぐイッちゃったでしょ?だから鍛えてきたんだ」
「鍛えるって……?」
「奈子ちゃんとえっちした時のこと思い出して、一人でしてきた。ほぼ毎日」
「……っ」

 そういうことって、普通は隠すんじゃないのかな……?恥ずかしくて顔を隠すと、ペロリと手を舐められた。

「また締まったよ奈子ちゃん〜。もう、素直すぎて可愛い」
「っ、だって……!」
「奈子ちゃんは思い出さなかった?俺とのえっち思い出して一人でしなかった?」

 正直言うと、した。めちゃくちゃした。毎日じゃないけど、3日に1回は。忙しくて寝るために帰った家で、何度も。家にはお風呂と寝るためだけに帰ったっていうのは嘘。一人でするためにも帰ってた。だって、あんな気持ちいいえっち初めてだったから……!

「し、してません……!」
「えー、嘘つく悪い子はお仕置きしなきゃ」

 なぜ嘘だとバレている……!三木村さんは奥をぐりぐりして、同時にクリトリスを弄る。ああ、イクの何回目……、と思ったら、指と腰を止めてしまう。

「奈子ちゃん、妄想の中の俺と現実の俺、どっちがいい?」
「っ、あっ、やら、イきたいの、イきたいぃ……」
「ちゃんと答えて。奈子ちゃん」
「っ、げんじつ、三木村さんの本物のちんちんが、一番好きぃ……」
「やっぱり思い出してたんじゃん」

 あは、と笑ってどちゅん、と一番奥を突かれた。クリトリスの皮を剥いて弄られる。悲鳴を上げて簡単に昇り詰める。
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