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第2章 本物

「俺も現実の奈子ちゃんが一番好き。妄想の中の奈子ちゃんもあんなことやこんなことしてくれて最高なんだけど」

　あんなことやこんなこととは……？！

「奈子ちゃん、俺が思ってた以上に可愛かった。最高だった。好きすぎてやばい。ずーっと片想いしててよかった……」

　へ、片想い……？ずーっと……？３ヶ月間のことを、そんな風に言っているのかな……？

「奈子ちゃん、俺もイキそう。一緒にイこ？中でイく？クリも一緒？」
「っ、あ、中で、イきたい……」
「ん、じゃあ、奥まで繋がって、一緒にイこうね……」

　律動が激しくなる。突かれて、絡み付いて、擦られて、扱いて。

「っ、あっ、」
「ぁあっ、あっ、あああっ！！」

　深い深い絶頂の中、膜越しに三木村さんの欲望が爆ぜるのを感じた。