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ハニードロップ
第3章 信じて
「んむ、ひもひひひ?」
「うん、すっげー気持ちいい。やばい……」
何度も頭を上下させているうちに、先っぽから出てくる液体が多くなってくる。
「奈子ちゃん、ごめん、俺イキそう」
「ん、んん、ん」
「っ、やば、離してっ」
はじめから離す気はなかった。ここでも顔を出す好奇心。どんな味がするんだろう……。
「っ、奈子ちゃん、あっ」
びゅる、びゅる。口の中にとろっとした液体が飛び込んできた。口内の三木村さん自身は射精に合わせてビクビクと震える。長い長い射精の後、三木村さんはハッとしたように慌てて私の口から自身を引き抜いた。
「ご、ごめん奈子ちゃん!ティッシュ……ねぇわ、手に出して!」
「やら」
「えっ?!」
舌の上の液体は、何とも言えない味がする。生臭くて、口内に纏わり付いて。……でも、でも。三木村さんが気持ちよくなってくれた証だと思うと嫌じゃないのが不思議。
コクン、と飲み込んだ。喉に纏わり付きながら、体内に入っていく。
「奈子ちゃん……」
「えへへ、これ不味いね」
何故かとっても真面目な顔をした三木村さんが、私をぎゅうっと抱き締める。私も三木村さんの背中に手を回す。素肌で触れ合うのが気持ちいい。肌の感触も、体温も、直接感じられるから。