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第3章 昴の大学生活

昴が翌朝目を覚まして桜を見ればやはり昴の胸元に顔を寄せて寝ている。

クスと笑い…そっとベットを出て時間を確認して両親に娘を桜の両親のところに連れて行くようお願いして夕方桜を連れて桜の両親の家に行く事を伝えた…

昴は桜を起こさないよう自らも二度寝をする為もう一度隣に入って目を閉じた…

昼前まで寝て昴が起きると桜が顔を上げ…

桜「…昴…おはよう…」

昴「んッ…桜…起きた？シャワー浴びに行こう…」

頷く桜が昴の首に手を回してそれを抱き上げバスルームに…浴槽にお湯を張る間身体を洗ってやり浴槽に入って…

昴「夕方には行けそう？」

桜「…うん…大丈夫…昴は？」

昴「…？俺？」

桜「…」

赤くなった桜に…

昴「！！…クス…おかげ様で…大満足！クスクス…」

桜「…良かった…」

そう言う桜を引き寄せキスして耳元で…

昴「桜…好きだよ…ありがとうな…」

桜「！！…昴！私も…」

桜にとっては1番欲しいご褒美にギュと昴を抱きしめて身体が温まってバスルームを出てルームサービスで昼食になった食事をして昴が夕方まで休んで桜の両親の家に行く事を告げる…

その間もベットに休ませてくれる昴の胸元に顔を埋めて会話しながら夕方まで甘えてホテルを後にした…

陽葵を両親の元に迎えに行けば玄関に飛ぶようにして来た娘が昴に飛びついてキャキャと頬ずりして抱き上げた昴が…

昴「陽葵…楽しかったか？」

陽葵「！！うん…パパなんで居ないの？」

昴「クス…ごめん、ごめん…ママとお出かけしてた…」

陽葵「！ああ…陽葵もする！パパとお出かけ…」

それをクスクス笑いながら横で見ていると奥から母が…

母「あら…昴君…桜も…そんな所に居ないで入りなさい…」

そう言って昴が挨拶して抱き上げた陽葵を降ろし3人でリビングに…

夕食をご馳走になって自宅に帰ると桜の膝で寝てしまった陽葵を昴がそっと抱き上げ寝室のベットに…

リビングに戻ると桜が…

桜「何か飲む？」

昴「ああ…サンキュー…コーヒー頼む…」

そう言ってソファーに腰を下ろした…

昴「はぁっ…ホテルもいいけど…やっぱり自宅が1番だな？」

桜はコーヒーを入れ自らにはホットミルクをカップに注いで二つを持って隣に座ってコーヒーを渡し…