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番外編…
第4章 ヒミツクラブ【前編】
2人を互いに紹介して終わりだと思っていたら舞も同席するらしく時間も半端になることからデートは無しになった…

お互いその日のうちに本人達に伝えて…

当日…

類と仁はクラブの仕事を平日に詰め込み半日時間を空ける事に成功して類は普段着の仁を連れて待ち合わせのカフェに行く…

舞達はまだ来ていない…

類「悪いな?面倒事に巻き込んで…」

仁「クスクス…一応貸しだから…」

類「…ゲッ…まぁ…分かったよ…」

2人揃ってクスクス笑って少しして外に舞と凄く綺麗な女の子が一緒に入って来た…

…!!マジかよ…

そう思うくらいだったがクラブの候補に上がって居ないことに少し疑問が浮かんだが隣に座っている仁は何故かため息を付いている…

舞が類に声を掛けて紹介しようとしたら…

仁「紹介は必要ないよ…」

2人はえっ?と仁を見て…

仁はその女の子に向かって…

仁「…彩葉…わざわざ類達に頼む必要ないだろう?」

彩葉「…だ、だって…仁…」

類と舞はポカンとして慌てて…

舞「ええ〜あっ彩葉…三嶋くんのこと知ってたの?」

びっくり仰天と言う顔で彩葉を見てそう聞く前で類も…

類「はっ?なんで名前…」

と仁に聞く…

仁「…幼馴染だよ…幼稚園くらいから…」

類、舞「!?はあっ?」

全く動じない仁と舞に何度も謝っている彩葉…しかし仁の簡潔な説明に…

類「舞…行こう…俺達はいらないだろう?」

舞「…う、うん…」

そう思って立ち上がった舞に腕を掴まれ…

彩葉「待って…もう少し一緒に…」

そう言う彩葉の言葉に舞がもう一度座った事で類も座り…

彩葉「…仁…」

赤くなった彩葉は一言名前を呼んで…

仁「…お前さ…マジで俺なんかでいいの?」

彩葉「!!…仁じゃないといや!」

仁「……俺…今は誰とも付き合う気がない…」

彩葉「!!!…」

…類は彩葉が候補に上がって来ない理由が分かった…そして仁が学校で付き合う気がない理由も…

俯いて唇を噛む彩葉に…

類「えっと…彩葉ちゃん?だっけ?」

類がそう聞くと顔を上げて頷く…

類「そんなに慌て無くても大丈夫!!コイツ…間違いなく君に惚れてるから…理由は言えないけど…確かに今は付き合う時期じゃないよ…」

彩葉「!!!?えっ…」

仁「!!はっ?類?何を…」
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