この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
出会いを求めて
第4章 バンクレディ 1
「安井真澄さんですか?」
「そうです。」
「浜崎雄一です。仕事帰りですか?」
「ええ、こんな格好ですみませ。」
「いいえ、とっても素敵ですよ。」
「ありがとうございます。」
「どこか外で食事でもしましょうか」
「はい。」

キャンピングカーでの移動は面倒なので、タクシーで近くのレストランに向かった。
魚料理とワインを頼んだ。
ひと通りの自己紹介を終えたところで、聞いてみた。

「あづさちゃんとは、お友達ですか」
「そうです。でも友達というより、仲間といった方が合うかもしれませ」
「なるほど。分かります。ところで明日はお仕事お休みですか?」
「ええ、休暇を取ってきました。」
「ではゆっくりですね」
「ええ」

真澄は、少し顔を赤らめながら、頷いてみせた。

「雄一さん、ちょっと行きたいところがあるんですが、いいですか?」
「いいですよ。どこへ行きますか?」
「この近くに、遅くまで開いているショッピングモールに行きたいと思って。」
「いいですよ。」
「この服だと、あまりに通勤着って感じなので」
「分かりました。」

 再びタクシーでショッピングモールに向かった。
大きなショッピングモールだった。ファッション関係の店も多く、有名ブランドから若い女性のこのみまで、多種多用なショップが店を連ねていた。真澄は自分の好みのショップがあるらしく、何点か選んでいた。洋服については、プレゼントすることを申し出て、半ば強引に会計を済ませた。
 流石に下着については、店にも近づかせてもらえなかった。買い物を終えて、服を着替えて真澄がでてきた。細かい花柄の薄ピンクのスカート、薄手の白のブラウスとピンク色のサマーカーディガン。
スーツ姿とは打って変わって、高校生に見えるほど、コケティッシュになっていた。これが真澄の本当の姿なのかもしれない。
少し、歩き疲れたので、コーヒーショップでお茶にすることにした。
/46ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ