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出会いを求めて
第10章 少女との再会
「久しぶり!早いね」
「雄一さんこそ早いですよ」
「俺は、早くあづさちゃんに会いたかったからだよ!」
「まっ嬉しい!私も同じです」

お互いに笑顔で答えた。

「ここに部屋を取っておいたから、行こうか」

あづさは、笑顔で頷くと立ち上がった。

「とっても素敵なお部屋」

あづさは、少しはしゃいだ様に窓ぎわまで近づくと、外の景色を眺めている。

「この部屋も外の景色も、あづさちゃんのためにご用意いたしました。」

雄一は、そう言うとおどけて見せた。

「またまた…雄一さんはお上手ですね」

あづさは振り返ると、微笑み、唇を重ねてきた。
雄一は、あずさの小さな身体を支えるように抱きしめ、静かに舌を絡めていった。
二人は静かに離れると、お互いの気持ちを確かめ、安心したように、微笑んでいた。

「あづさちゃんはいつまでこっちにいられるの?」

雄一は探るように聞いてみる。

「3泊4日…ご迷惑じゃなければですけど…」
「全然大丈夫だよ!この部屋も一週間押さえてあるから」
「やったー」

あづさは、飛び跳ねる様に雄一に抱きついてきた。

「せっかくだから、外に何か食べに行こうか」

 あづさは、満面の笑みを浮かべて、大きく頷いた。
5分ほど歩いて、和食レストランに入った。お勧めメニューを頼み、ビールで乾杯。後は日本酒三昧だった。あづさは相変わらずの酒豪で、少しも乱れる事なく飲み続けていた。散々飲んで、大笑いした後ホテルに戻ってきた。
部屋には、専用の小さな露天風呂が付いていたので、少しぬるめのお湯を張って入ることにした。あづさは、何の抵抗もなく服を脱いで行くと、雄一の方を振り返って、童顔の笑顔を見せる。
あづさの裸体は、眩しいくらいに白く、均等の取れた身体をしていた。陰毛を全て剃り落としてあるせいか、裸体が輝いて見えた。

「あづさちゃんが眩しく見えるよ」

 雄一は思わず呟いた。

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