この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異世界転生しなくても美女とハーレム
第4章 高校時代の委員長
「ご、ごめんなさい一夏、こうんなつもりじゃなかったの」

唇を離すと、由美はうつむいて顔を反らした。

「ああ、そうだな。 お互い家庭もある事だし、すまなかった」

「違うの、さっき皆が一夏の所に集まって、その……、キスとか言ってたから、変な気持ちになって……」

「由美……」

「あ、ダメ……」


言葉では抵抗を示すが、その言葉が出た唇は正反対の行動をとっていた。



ふたたび唇を離すと、由美は瞳を潤ませている。

「宴会が終わったら……、わたしの部屋へ来てくれる?」

「ああ、分かった。 行く前に内線で知らせるよ」

少し乱れた浴衣を直し、由美は建物の中へ戻っていった。


私も少し間を置いて、宴会場へと戻ると、絹絵が待ちくたびれたと言った表情で口を尖らせた。

「おそ~い、大丈夫? 調子に乗って飲み過ぎたんじゃない?」

「良い年して、節操がないからよ」

香織は怒った表情だったが、何故か私を待っていたようでもある。

「そうだな、少し休ませてくれ」

そう言って、私は香織の膝を枕にして寝転がった。

「な、なにするの?」

「あ~、委員長の股の間からイヤラシイ匂いがする」

実際、ほのかにメスの匂いがしていた。

「な、なにを馬鹿な事を言ってるのよイヤラシイ」

「なんか、二人とも良い雰囲気じゃない? 委員長、一夏を貸してあげるから楽しんで良いわよ」

そう言うと絹絵は席を立ち、他のグループの方へと移動していった。

正直、これはマズイと思う。絹絵がいたから悪ふざけできたものを、香織と二人きりでは、なんともやりにくい。


気まずさを誤魔化すために、私は悪ふざけのギアを上げた。

「香織の太ももって、二十代の女の子みたいにスベスベだな」

そう言って、彼女の太ももに手を滑らせた。


「あ……ん」

香織から小さく声が漏れた。




/133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ