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人生を乗りかえる
第6章 リベンジ
「そうですね。Hは変態の頭文字なんですね。では変態ってどんな人かな?」

これには数人が手を挙げた。ストーカーや露出狂、など、小学生が知ってていいのかと思う程いくつかの言葉が出てきた。ある程度発言が出切ったところで、みゆきがもう一つ質問した。

「変態って結構やな奴だし、犯罪者だよね。先生は変態に見える?」

みゆきは問いかけながら、全員と目線を合わせていった。すると一番大人びた女子児童が

「先生は変態じゃありません。素敵な女性です」

その女子児童は大きな声ではなかったが、はっきりと発言した。数人の子供達が

「私もそう思う」

と口々に発言していった。

「みんなありがとう。Y君はどう?先生は変態かなぁ?」

みゆきは最後にYに質問を投げかけた。

「先生は変態じゃないと思います。」

Yは小声で答えた。

「ありがとう。先生はみんなを変態から守っていきたいし、変態になってほしくありません。そのためにも、これからみんなと一緒に沢山勉強していきたいと思います。一年間よろしくお願いします。」

みゆきは深々と頭を下げ、笑顔で全員の顔を見て言った。
これで、みゆきのリベンジは終了した。




to be continued…
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