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人生を乗りかえる
第4章 パートナー
みゆきは和也の変身に興味深々で聞いてきた。
「高校卒業後すぐに父とロスに移住したんだよ。半ば強制的だったけどね」
和也は笑いながら説明をしてくれた。
ロスに移った彼が最初に感じたのは、此処では無気力では生きていけないということだった。しかし、目標の見つからない和也は、自宅に引きこもってしまった。
心配した彼の父親が、ジムに誘い、汗を流すという目標を和也に与えた。それをきっかけに、英語、合気道と次々に目標を見つけ、人生を変えてきたのだった。
「僕に変わることができたのだから、みゆきさんが元気な女性に戻るなんて、難しくないと思いますよ」
「わかった。なんか変わりたくなってきた… お父さん、大沢君の手を借りて頑張ってみるわ」
「大沢さん、こんな娘ですがよろしいのですか?」
「白石さん、大丈夫です。それにみゆきさんは僕の初恋の人ですから」
和也は笑顔で応えた。みゆきは一人顔を赤くしていた。
翌日、みゆきは借りていたアパートを引き払い、和也のマンションに引っ越してきた。
to be continued…
「高校卒業後すぐに父とロスに移住したんだよ。半ば強制的だったけどね」
和也は笑いながら説明をしてくれた。
ロスに移った彼が最初に感じたのは、此処では無気力では生きていけないということだった。しかし、目標の見つからない和也は、自宅に引きこもってしまった。
心配した彼の父親が、ジムに誘い、汗を流すという目標を和也に与えた。それをきっかけに、英語、合気道と次々に目標を見つけ、人生を変えてきたのだった。
「僕に変わることができたのだから、みゆきさんが元気な女性に戻るなんて、難しくないと思いますよ」
「わかった。なんか変わりたくなってきた… お父さん、大沢君の手を借りて頑張ってみるわ」
「大沢さん、こんな娘ですがよろしいのですか?」
「白石さん、大丈夫です。それにみゆきさんは僕の初恋の人ですから」
和也は笑顔で応えた。みゆきは一人顔を赤くしていた。
翌日、みゆきは借りていたアパートを引き払い、和也のマンションに引っ越してきた。
to be continued…