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Devil Temptation
第20章 天使とドライブ
「乗り心地はどうですか?」
クラウンの助手席に乗った杏が正面を見ながら聞いた。昨日納車されたばかりの車で、東名高速道路を西に向かっていた。夏も終わり少し肌寒くなってきていたが、心地よい涼しさを感じる事ができた。走行車両も少なくスムーズに走れている。
「やっぱりいい車だよ!ストレスを感じること無く運転できる」
「助手席に座ってても、乗り心地いいですよ。京介さんの運転も上手だし」
一瞬だが、杏と目が合い微笑んでいるのが見えた。その時杏の携帯電話からメールの着信音が響いた。杏は素早くチェックしている。
「京介さん、次のサービスエリアに入ってもらっていいですか…」
「OK、後5キロぐらいで浜名湖SAだから、早めのランチにしよう」
パーキングに着くと杏は後部座席に移りノート型パソコンを開いた。
「なんか示し合わせた様に、各社からの航空便での注文が殺到してます。」
「どうしたんだろ、みんな慌てて…」
「量的には船便の半分ぐらいですが…ネットでの予約が殺到したのかもしれません。」
杏は日本の各社に発注をかけてから、各社に直接電話をかけた。予想以上の反響にキャパオーバーになっていないかの確認をしていた。
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
全社が納期は守るとの返事がきた。日本の職人の底力といったところか。
「京介さん、ちょっと名古屋に寄って行きませんか?」
「いいけど何かあるの?」
「メイド服の試作ができたので確認して欲しいそうです。」
「えっもう?まだ一週間も経ってないのに」
クラウンの助手席に乗った杏が正面を見ながら聞いた。昨日納車されたばかりの車で、東名高速道路を西に向かっていた。夏も終わり少し肌寒くなってきていたが、心地よい涼しさを感じる事ができた。走行車両も少なくスムーズに走れている。
「やっぱりいい車だよ!ストレスを感じること無く運転できる」
「助手席に座ってても、乗り心地いいですよ。京介さんの運転も上手だし」
一瞬だが、杏と目が合い微笑んでいるのが見えた。その時杏の携帯電話からメールの着信音が響いた。杏は素早くチェックしている。
「京介さん、次のサービスエリアに入ってもらっていいですか…」
「OK、後5キロぐらいで浜名湖SAだから、早めのランチにしよう」
パーキングに着くと杏は後部座席に移りノート型パソコンを開いた。
「なんか示し合わせた様に、各社からの航空便での注文が殺到してます。」
「どうしたんだろ、みんな慌てて…」
「量的には船便の半分ぐらいですが…ネットでの予約が殺到したのかもしれません。」
杏は日本の各社に発注をかけてから、各社に直接電話をかけた。予想以上の反響にキャパオーバーになっていないかの確認をしていた。
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
全社が納期は守るとの返事がきた。日本の職人の底力といったところか。
「京介さん、ちょっと名古屋に寄って行きませんか?」
「いいけど何かあるの?」
「メイド服の試作ができたので確認して欲しいそうです。」
「えっもう?まだ一週間も経ってないのに」