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ご褒美のあとは
第3章 カードゲーム
失敗、しちゃった。

私も固く口を閉じた。さっきまで全身を侵していた熱も、一気に引いてしまっていた。

傷つけてしまうなんて、最低だ。


先輩たちは、家のことはあまり話したがらない。だから私も立ち入らないように気をつけていたはずなのに。

そんなことも、忘れてしまっていた。


部屋に招待してもらって、一緒にお祝いして、お泊りして、愛されているんだって知って……
だからきっと、何でも許されるって勘違いしてしまったのだ。

そのせいで軽率なことを言ってしまったのだと思うと、申し訳なくて自己嫌悪に駆られた。


着付けが終わると、充輝先輩は最終チェックを始めた。
バスルームから出てきた豊先輩が、満面の笑みで両手を上げる。

「真帆っ、カワイイッッ!最高!!」

勢い良く抱きつこうとして、自分の濡れた体を見降ろした。代わりに、満足げに頷いた充輝先輩が、頭にキスをくれる。
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