この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご褒美のあとは
第3章 カードゲーム

先週のようにオットマンをくっつけて、ダブルベッドのサイズに広げたソファ。その上で、四人で円陣を組むようにくつろぐ。
「で、何するの?」
豊先輩が目を輝かせて、充輝先輩が取りだしたトランプを見つめた。
「ババ抜き。もちろん、罰ゲームつきで」
充輝先輩がトランプを切りながらにやりと笑った。
円陣の中央には、見覚えのあるカードが積み上げられている。
これって、この間の……?
色は違うけれど、双六の指令カードと同じ大きさで、紙の素材も似ている。
高志先輩もそのことに気づいて、手に取ると適当に捲り始めた。
「…なるほど」
頷いて、元の場所に戻す。
な、なるほどって、なにが!?
自分でも確かめたいのに、怖くてカードに手が届かない。どんどんと心臓の音が大きくなっていき、早くも息苦しくなっていた。
「後で…ね?」
充輝先輩が私の手を掴んで、ぱくりと口に含んだ。
「で、何するの?」
豊先輩が目を輝かせて、充輝先輩が取りだしたトランプを見つめた。
「ババ抜き。もちろん、罰ゲームつきで」
充輝先輩がトランプを切りながらにやりと笑った。
円陣の中央には、見覚えのあるカードが積み上げられている。
これって、この間の……?
色は違うけれど、双六の指令カードと同じ大きさで、紙の素材も似ている。
高志先輩もそのことに気づいて、手に取ると適当に捲り始めた。
「…なるほど」
頷いて、元の場所に戻す。
な、なるほどって、なにが!?
自分でも確かめたいのに、怖くてカードに手が届かない。どんどんと心臓の音が大きくなっていき、早くも息苦しくなっていた。
「後で…ね?」
充輝先輩が私の手を掴んで、ぱくりと口に含んだ。

