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ご褒美のあとは
第3章 カードゲーム
「ひゃ…っぁん」

体をビクリと震わせて漏れた声に、リビングの空気が変わった。

「始めよっか」

充輝先輩の固い声がして、トランプが配られる。

先輩たちは数字が揃っているトランプを次から次へと抜いていく。けれど私は体を起こすのがやっとで、トランプをしっかりと持つこともできない。
揃っている数字を探している時に、数枚くらい落としてしまった。

それを充輝先輩が拾ってくれる。

「はい。代わりに見ようか?」

その申し出がとても名案に思えて、トランプを手渡した。

「お願いします…」

自分で数字を揃えていたのでは、いつまで経ってもゲームを始められない。
だからほっとしていたし、充輝先輩の優しさが嬉しかった。


そうして、手の内を充輝先輩に見られていることに気づかないまま、高志先輩のカードを一枚選び、充輝先輩に一枚引いてもらった。
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