この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご褒美のあとは
第3章 カードゲーム
「熱い?」
手の甲を首に当てて、高志先輩が熱を確かめる。
「サラシで熱がこもってるンだな。…外そうか」
充輝先輩がにじり寄って来て、襟の中に手を滑り込ませた。
「…っ、だめぇ」
その手を掴んで必死に首を横に振る。その拍子に視界が歪んで回りだす。
「…っん、」
顔を覆って眩暈に堪えていると、高志先輩がゆっくりと背中の上あたりをさすってくれた。
指先の腹で掠めるように、そっと優しく……。
「サラシこのままにするの?熱いンでしょ?…それに、息苦しそうだよ」
「うん……、」
そう、だよね……?
このままじゃ、どんどん熱く…なっていくし……
「ぬ、ぐ…」
「じゃあ、手伝ってあげる」
「ありがと…う……」
こくりと頷いて、手伝ってもらいながら肩を出す。続けて袖から腕を抜き取ると、充輝先輩がサラシをクルクルと外し始めた。
手の甲を首に当てて、高志先輩が熱を確かめる。
「サラシで熱がこもってるンだな。…外そうか」
充輝先輩がにじり寄って来て、襟の中に手を滑り込ませた。
「…っ、だめぇ」
その手を掴んで必死に首を横に振る。その拍子に視界が歪んで回りだす。
「…っん、」
顔を覆って眩暈に堪えていると、高志先輩がゆっくりと背中の上あたりをさすってくれた。
指先の腹で掠めるように、そっと優しく……。
「サラシこのままにするの?熱いンでしょ?…それに、息苦しそうだよ」
「うん……、」
そう、だよね……?
このままじゃ、どんどん熱く…なっていくし……
「ぬ、ぐ…」
「じゃあ、手伝ってあげる」
「ありがと…う……」
こくりと頷いて、手伝ってもらいながら肩を出す。続けて袖から腕を抜き取ると、充輝先輩がサラシをクルクルと外し始めた。