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ご褒美のあとは
第3章 カードゲーム
解放されて、少しひんやりとした空気が肌を心地良く刺激する。
それでもまだ熱くて、火照りが治まらない。
体をくねらせていると、浴衣の中にある一枚を高志先輩が持ち上げてくれた。
「あ…りがと……」
腕を通して、前を整えてもらったことで、ほっと一安心する。浴衣の上はまだ粗雑に脱いだままだけれど、これでもう先輩たちに胸を見られない。
いくらサラシを外してもらうためだったと言っても、とても恥ずかしかった。
「帯も…、は、外したほうがいいんじゃないか?」
豊先輩が、私の胸を凝視しながら喉を鳴らした。
羞恥心が湧きあがり、襟元を掴む。
産着みたいな頼りないものだけれどちゃんと着ている。それなのに、まるで裸をじっくりと観察されているみたいだった。
「帯も取っちゃおうか」
充輝先輩が低く掠れた声で呟いた。
「まだ熱いだろ?」
頷いて、すぐに首を横に揺らす。
それでもまだ熱くて、火照りが治まらない。
体をくねらせていると、浴衣の中にある一枚を高志先輩が持ち上げてくれた。
「あ…りがと……」
腕を通して、前を整えてもらったことで、ほっと一安心する。浴衣の上はまだ粗雑に脱いだままだけれど、これでもう先輩たちに胸を見られない。
いくらサラシを外してもらうためだったと言っても、とても恥ずかしかった。
「帯も…、は、外したほうがいいんじゃないか?」
豊先輩が、私の胸を凝視しながら喉を鳴らした。
羞恥心が湧きあがり、襟元を掴む。
産着みたいな頼りないものだけれどちゃんと着ている。それなのに、まるで裸をじっくりと観察されているみたいだった。
「帯も取っちゃおうか」
充輝先輩が低く掠れた声で呟いた。
「まだ熱いだろ?」
頷いて、すぐに首を横に揺らす。