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ご褒美のあとは
第1章 ご褒美のとちゅう
「あぅっ……ぁ…っん……」

両手にまとめた泡を腰に塗りたくると、真帆は体を捩らせて色っぽい声を漏らした。

んで、真っ赤な顔を背けて必死に我慢する。

我慢


……出来ないんだけどね。


恥ずかしそうな反応が楽しくてソープで滑る肌を撫で遊んでいると、真帆は体をピクピク震わせて、苦しそうに何度も喘ぐ。
けど、本人は我慢出来てるつもりなんだ。ものすごく出来てるつもりなんだ。


ギュッと目を閉じて
唇を肩の辺りに押しつけて
切なく喉を鳴らして
体を小さく震わせて

それでバレてないって信じてる。


ヤバい……興奮する。


いや、とっくの昔に興奮しちゃってますがっ


必死に我慢してる真帆が可愛くて、もっと見たくて、ヌルリと滑る手を太股へ移動させていった。

「ひゃ、ぁ…んっ」

俺の手に反応して、真帆が小さく跳ねる。
それが、可愛い過ぎてマジでヤバいっ。
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