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ご褒美のあとは
第3章 カードゲーム
「…ごめん、無理させた」
気遣うように言いながら、高志先輩は口許を強張らせた。
「ん、……ふ…ぁっ」
私を少し持ち上げてゆっくりと出ていく感触に、切なくなって体が震える。
髪を梳かすように優しく撫でてくれる手が嬉しくて、けれど高志先輩の苦しそうな表情に胸が痛んだ。
「だい…んっ、大丈夫、です」
自分の声がとても掠れていて、慌てて咳をする。それでも情けないくらいに掠れたままで、その理由に気づいて全身が熱くなっていく。
「豊のせいだぞ。すっげぇ激しくしただろ」
充輝先輩がそう唸りながら、背中をさすっていた手を前へと移動させる。
「ええっ?俺のせい?ご、ごめん、真帆」
足をマッサージしてくれている豊先輩が、そう言いながら少しずつ俯いていった。
「…真帆が可愛くて…可愛すぎて……。ずっと悶々で…溜まってたんだ」
情けなさそうに肩を落として、私の茂みに指を絡ませる。それから、何かに気づいたように顔を上げた。
気遣うように言いながら、高志先輩は口許を強張らせた。
「ん、……ふ…ぁっ」
私を少し持ち上げてゆっくりと出ていく感触に、切なくなって体が震える。
髪を梳かすように優しく撫でてくれる手が嬉しくて、けれど高志先輩の苦しそうな表情に胸が痛んだ。
「だい…んっ、大丈夫、です」
自分の声がとても掠れていて、慌てて咳をする。それでも情けないくらいに掠れたままで、その理由に気づいて全身が熱くなっていく。
「豊のせいだぞ。すっげぇ激しくしただろ」
充輝先輩がそう唸りながら、背中をさすっていた手を前へと移動させる。
「ええっ?俺のせい?ご、ごめん、真帆」
足をマッサージしてくれている豊先輩が、そう言いながら少しずつ俯いていった。
「…真帆が可愛くて…可愛すぎて……。ずっと悶々で…溜まってたんだ」
情けなさそうに肩を落として、私の茂みに指を絡ませる。それから、何かに気づいたように顔を上げた。