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ご褒美のあとは
第3章 カードゲーム
「真帆は、どうしたい?」
「えっ?」
突然、豊先輩に話を振られて、びっくりして高志先輩を見上げた。
高志先輩は私を見ていなくて、傍に戻ってきた充輝先輩からタオルを受け取っているところだった。
腰のあたりで中腰になった充輝先輩が、水を張ったボウルからタオルを拾い上げて軽く絞る。
それから、私の体にまとわりついている紐を解いていった。
「あ、あの…」
恥ずかしくて、心臓が早鐘を打つ。
止めるべきなのか、けれど今更のような気もして躊躇っている間に、浴衣が大きく左右に広げられる。
首元に、少し熱めの濡れたタオルがあてがわれた。それから、下腹部にも。
その熱さが心地良くて、ほぅっと息がこぼれる。
高志先輩は背中を、充輝先輩はそのままお腹を丁寧に拭ってくれる。
「っん…あ、りが…と……ます」
敏感になったままの肌は歓びに打ち震え、また掠れた息がこぼれた。
「えっ?」
突然、豊先輩に話を振られて、びっくりして高志先輩を見上げた。
高志先輩は私を見ていなくて、傍に戻ってきた充輝先輩からタオルを受け取っているところだった。
腰のあたりで中腰になった充輝先輩が、水を張ったボウルからタオルを拾い上げて軽く絞る。
それから、私の体にまとわりついている紐を解いていった。
「あ、あの…」
恥ずかしくて、心臓が早鐘を打つ。
止めるべきなのか、けれど今更のような気もして躊躇っている間に、浴衣が大きく左右に広げられる。
首元に、少し熱めの濡れたタオルがあてがわれた。それから、下腹部にも。
その熱さが心地良くて、ほぅっと息がこぼれる。
高志先輩は背中を、充輝先輩はそのままお腹を丁寧に拭ってくれる。
「っん…あ、りが…と……ます」
敏感になったままの肌は歓びに打ち震え、また掠れた息がこぼれた。