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ご褒美のあとは
第1章 ご褒美のとちゅう
胸を揉みしだく高志の手に細い手を重ね、だらしなく足を投げ出して、キスに喘ぎ、それでも懸命に応えようとする。

自分ではない男に乱され快楽に溺れていく姿ほど、欲望を刺激し、嫉妬を煽るものはない。


豊は惚けた顔で真帆を見つめ、激しく形を変えていく胸におずおずと手を伸ばした。気づいた高志が片方を明け渡し、豊が満足げに唸る。

俺はだらしなく開いた足の間を見つめながら、再び真帆の太股を揉み始めた。

「…ぁあっ……ふ…ぁ……っ」

キスに反応したのか、それとも捏ね回される胸か、俺の手か、真帆が大きく体を震わせた。
こっそりと茂みに顔を近づけてみると、ソープの清潔な香りに混じって、甘ったるい香りが鼻孔をくすぐる。


真帆はぎこちなく体を動かしながら、必死になって高志のキスから逃れようともがき始めた。
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