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ご褒美のあとは
第1章 ご褒美のとちゅう
高志は、羞恥に泣く真帆の耳に唇を寄せた。

「洗っても、いいんだよね?」

甘く低い声に真帆が小さく身震いする。んで、視線が揺らぎ、葛藤し、戸惑い……

ぎゅっと目を閉じて微かに頷いた。


当たり前だけど、みんな裸だ。
興奮に目を充血させて勃起している男三人に囲まれて、自分はムリヤリ開脚させられて、全開になってる下のお口を必死に隠している。
すでに、いやらしいこといっぱいされて、たくさん啼かされてもいる。

それでも、願いを叶えるって約束を優先してしまうんだ。


意地らしいというか、
ただただ可愛いの一言に尽きるというか……


気づいてないみたいだから俺も言わないけど、俺からの願いは“みんなでお風呂”で、「洗ってやるから」って言ったのは豊。
三つの願いでもなんでもない。

それでも真帆は、俺達に応えようと頑張ってしまうのだ。
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