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ご褒美のあとは
第2章 甘いおしおき
乱暴に捲り上げられたシャツに引っ掛かった胸が、揺れながら剥き出しになった。
「や…ぁっ、あのっ」
前を隠そうとした手を剥がして、高志先輩は胸を舐めるように見つめてくる。
湧きたつ羞恥心に、肌と思考が焼き切れてしまいそうだった。
「やだ…っ、お願…い」
「どうして?見られてるだけで感じてるくせに」
「ゃ…っ、そんなことっ」
お臍のあたりを指が蠢いて、止めようとしたらその手も掴まれてしまった。
敏感になっている体は簡単に震え、興奮に息が上がっていく。けれど怒りをぶちまけるように弄っている高志先輩が怖くて、心細くて、涙が止まらない。
「俺達だけじゃ、満足出来なかった?」
「な、なに……んぁっ」
恐怖に竦むには気持ち良すぎて、体を駆け抜ける電流に足の間が疼く。それでもやっぱり、いつもと様子の違う高志先輩が怖かった。
目の前にいる高志先輩に助けを求め、ここにいない充輝先輩と豊先輩を想った。
「や…ぁっ、あのっ」
前を隠そうとした手を剥がして、高志先輩は胸を舐めるように見つめてくる。
湧きたつ羞恥心に、肌と思考が焼き切れてしまいそうだった。
「やだ…っ、お願…い」
「どうして?見られてるだけで感じてるくせに」
「ゃ…っ、そんなことっ」
お臍のあたりを指が蠢いて、止めようとしたらその手も掴まれてしまった。
敏感になっている体は簡単に震え、興奮に息が上がっていく。けれど怒りをぶちまけるように弄っている高志先輩が怖くて、心細くて、涙が止まらない。
「俺達だけじゃ、満足出来なかった?」
「な、なに……んぁっ」
恐怖に竦むには気持ち良すぎて、体を駆け抜ける電流に足の間が疼く。それでもやっぱり、いつもと様子の違う高志先輩が怖かった。
目の前にいる高志先輩に助けを求め、ここにいない充輝先輩と豊先輩を想った。