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ご褒美のあとは
第2章 甘いおしおき
「あ、あの…っ」

太股を撫でながらあがっていく手を掴んで必死に首を振るけれど、何を否定しているのか自分でも分からない。

高志先輩が怖くて、ここから逃げたくて、
けれど、この手を本当に止めてほしいのかって聞かれたら、答えられなくて……

それに、先輩たちが一番好きだって言ったのも嘘じゃなくて……

エッチなことされるのだって、本当は嫌じゃない。
でも、こんなの間違っていて……

頭の中がぐちゃぐちゃで、どうしたらいいのか、どうするべきなのか混乱していた。


答えられないでいると、ショーツの端に指が引っ掛かって乱暴に引っ張られた。

「だ…め…っ」

抵抗するつもりでもがいたけれど、それが先輩の助けになってしまい、あっという間に引き下ろされる。
暴れたことでスカートは際どいところまで捲れ上がってしまっていた。

その中に滑り込んできた高志先輩の手が割れ目をなぞり、強引に足の間に体をねじ込ませてきた。
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