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第2章 甘いおしおき

「俺のも、良くしてよ」

中を掻きまわされて、甘く掠れた声が溢れる。
恐怖と期待に、体が大きく震えた。

教室でこんなことして、すごく恥ずかしいのに抵抗できない。
怖いのに、逃げたいって気持ちもどこかへ行ってしまった。

変だよ…なんで、期待しちゃってるんだろ……？

「すっげぇヒクヒクして、真帆も、指じゃ足りないんでしょ？」

熱を帯びた鋭い視線で言われて、中心に硬くて熱いものが宛がわれた。それを、一気に奥まで押し入れられて、体も心臓も大きく跳ね上がる。

広げられた入口が痛み、圧迫感と頭の芯が痺れるほどの快感が同時に突き上げてきて、高志先輩の頭をきつく抱きしめた。

「は…、狭い……な」

高志先輩も苦しいのか、震える息を吐き出しながらそう呟く。
ゆっくりと腰を動かして、時々ぐるりと中を掻きまわながら抜き挿しを繰り返した。

「や…、っんっあ…はぁ…っ」

繋がっているところが熱くて、突き上げられるたびに意識が飛んでしまいそうだった。