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ご褒美のあとは
第1章 ご褒美のとちゅう
体を小さくさせて前を隠してじっと俯く真帆に、高志が強めに出したシャワーをあてる。

「……っん、」

昨夜の名残で肌が敏感になったままのようで、真帆は体をくねらせてシャワーに堪えていた。

「髪も洗うから、上向いて」

高志が優しく言えば、真帆は素直に従う。
それを少し腹立たしく思いながら、真帆の下腹部に冷たいボディソープを落とした。

「……っひゃ、ぁ……っ…」

背中を反らすその反応に少しだけ溜飲を下げ、下腹部を撫でてソープを泡立てていく。適度に水を足してボリュームを出し、豊に奪われて量が減ればソープを足す。
それだけのことなのに、夢中になりそうなほど楽しくて、ただ撫でるだけではなく捏ねてみたり、臍を掻き混ぜてみたり……いろんな方法を試した。

徐々に泡立てる範囲を広げて、片手でしていたその行為を両手に変えると、真帆は体をもじもじさせ始めた。
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