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第1章 剣城兄弟

悠は数日後ある会社を訪れた…

受付で1人の女性の名前を言って呼んでもらう…

少し待つよう言われ受付ロビーのソファーで座っていると周りの女達がチラチラ見ては…

女「えっ…めっちゃかっこいい…誰？」

などとコソコソ話し合う声が丸聞こえでも全く我関せずの風を装って女達を見て確認していた…

…5点…30点…おっ…70点

…と自分の中で評価して行く…顔と身体は良くても化粧などで化けるためそこだけに重点を置いてはいない…

しばらくしてエレベーターから降りて来たセミロングのスタイルも良さそうな女がこちらを見て大きく目を見開き少し緊張気味に近づいてきて…

舞「…ゆ、悠？」

悠はゆっくり振り向いてクスっと笑うと周りの女から悲鳴が上がる…そんな雰囲気に舞は慌てて…

舞「ここじゃ…ちょっと…」

悠はスッと立ち上がって胸ポケットから名刺を出す振りをして…それを渡しながら…

悠「舞…久しぶり…帰ったからさ…時間出来たら連絡くれ…」

そう言ってそれを渡して…

受け取った手元の指に指輪があるのに気がついて…

悠「…ああ…もう結婚したのか…まぁ…困るようなら捨てて構わない…いきなり訪ねて悪いな？」

そう一方的に言って舞に迷惑がかからないよう…聴き耳を立ている女達にも聞こえるように…

悠「じゃ…同級生の集まりあるから連絡くれよ？全く面倒事に巻き込まれて最悪だぜ…それじゃ…」

悠は舞に目で聴き耳を立てている方をチラ見して舞を見て目を一瞬閉じ舞はそれを理解したのか…

舞「剣城くん…ありがとう…じゃ…じゃあ行けたら連絡するね？」

最初こそ名前で呼んだがすぐそう答え悠が話しは終わったと手を上げその会社を後にした。

車に乗って…

悠「結婚していたとはな…まぁ…構わないかぁ…さて…保険をかけて置くか…」

そう言って車を走らせながら頭の中で誰がいいか選択して行く…

この兄弟のIQは天才レベルに良い…周りから見ればほぼパーフェクト人間だったが唯一下半身だけは違っている…

昔の事を考えてもそうだ…明晰な頭をそれを満たすために使ったりして性欲が他を大きく上回っている…

航は悠よりましだったがそれでも他人の数倍は性欲がある絶倫とは言えないがそれに近いし自身が良くなる為には愛撫は2人揃ってめちゃくちゃ上手く丁寧にする。