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イキ狂う敏腕社長秘書
第4章 【甘い蜜と策略】
今は何も考えずに絶頂したい。
思うがままピストンして胸を揺らしてる。
今の私は……どんな風に映ってますか?
繋がりながら淫らに喘いで腰を振り痙攣を繰り返す。
「もうダメ……イっちゃうっ…イっちゃうの…っ」
「俺もイクよ…っ」
膣の一番奥でゴム内射精した社長もブルブルと痙攣してる。
額に滲む汗を拭ってあげる。
キスを求められたら簡単に従ってしまう。
舌を絡ませながら腰を浮かしペニスを抜いた。
2人の向かい合う間に射精し終わったペニスを見て、スルスルと避妊具を外す。
中にたっぷり出された精液。
ゴム越しに触り口を封じた。
「今日の美雨、大胆……でも凄く可愛くて好きだよ」
「もっと好きになって…?出来れば、仕事手につかないくらい、とか」
「もうなってるよ、毎日美雨のことばっか考えてる」
「フフ……嬉しい」
見え透いた嘘だと勘付いてしまうのは結構悲しいもんだね。
もう騙されてるフリしようかな。
騙し騙され…な関係で居るのが一番楽かも知れない。
そんな事に気付いた夜。
早朝の会議室。
勿論、まだ誰も出社していないし使われてもいない。
たまには早く来てピンと張り詰めた冷たい空気を吸って精神統一してたりなんかする。
誰に教えられてもない、独自の自己満によるルーティーンだ。
会議室に飾ってある花の世話も仕事の1つとしてあるからそれも兼ねて早く出社する。
こうした一見、誰も気付かないであろう地味だけど大切な仕事って好き。
ミスト水をかけながら思うよ。
自力では輝いてられない、綺麗な花を咲けせれない花はまるで今の自分のようだ。
何かにしがみついてなきゃ保てないの。
ズルズルとしていても水を与えてくれるのであれば満たされる。
潤っていられる。
昔から他力本願な花は好きじゃなかったけど、今だと痛いくらい分かち合える気がする。
私もこんな綺麗に咲けるかな。
綺麗に散っていけるだろうか。
珍しく、こんな早朝にノックが聞こえてきた。
ビクッと反応した私はひょっこりドアから現れた人物に自然と笑みが零れた。