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イキ狂う敏腕社長秘書
第5章 【妖艶にして耽溺】
奥の部屋…!?犯す…!?
思わず顔を向けた。
身体がゾクゾクしてる。
何でこんな時に疼くのよ。
明里さんの声が耳に残ったまま。
犯される夢を見てしまう。
妖艶な眼差し。
もしかして、もう逃げれない…?
「あ………あの」
すく傍で頬杖付いてる仕草さえ美しくて見惚れちゃうほど。
いや、見惚れてる場合じゃなくて。
考えてる……純粋にマコさんに惹かれてるのは事実だけど、さっきからずっと明里さんの毒にかかったままなわけで。
更にピッタリとくっついてきた身体。
また耳元で「どうする?」って……
待って、これ以上は麻痺してしまう。
絶たなければ……そう思ったのにそのまま耳を甘噛みされて、周りには絶対聞こえてないだろうけど結構大きく反応したの。
明里さんがそれを見逃すわけなくて。
顎クイされてまた毒にかかる。
自ら舌を絡ませて唾液を飲み込む。
マコさんのステージ見たいのに……
身体が言うことを聞かない。
鋭い瞳に捕らわれたまま。
ゆっくり明里さんの耳元で囁き返す。
「マコさんには惚れない……」
「良い子ね」
耳打ちし合って髪を撫でられる。
ほら、マコが見てるよ…って顔を向けられ遠目で会話するも明里さんは見せつけるように私とキスをする。
マコさんと目が合いながら明里さんの舌に感じてるの。
優しく頷いてくれたマコさんは全部わかっているみたいだった。
カップルソファー席で明里さんの手が背中の方から入ってきて胸に回る。
反応して顔を上げたら素知らぬ顔でステージを見ていて。
え……これ、続くの?耐えろってこと?
ブラジャーの上からなぞるしなやかな指。
拒否なんて出来ない。
自分でもわかる……もうすでに勃ってる。
簡単に乳首だけが出るようにブラを折ってズラすテクは秀逸。
あ………ダメ。
ジッとしてられなくて反応しちゃう。
ねぇ、本番ダメなんだよね?
明里さん自身がそう言ってたのにこんなのズルいよ。
ここまではセーフなの?
上手い具合に死角を狙ってる。
周りにはきっとバレてない。
乳首を愛撫されて濡れている私が居るなんてこと。