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イキ狂う敏腕社長秘書
第7章 【妬み、汗、涙】





どうしよう………消えてなどいない印をどう言い逃れすれば?
下手に嘘をついても怒りを買うだけ。
それとも発狂させてみる…?




ボタンを外す手は止まったまま、恐る恐る見上げる。




「美雨…?どうした…?」




この時初めて、私は社長を拒絶する。
もう就業時間は終えてるので上司と部下でなくて良いですよね…?




「今日はごめんなさい……帰ります」




そのまま立ち去るのを許してくれるはずもなく、ソファーの方へ押し戻された。
無理やり脱がせようとしてきたから背を向けて絶ち切る。




「ヤダ…っ」




「美雨…?」




「あ………ごめんなさい」




頑なにボタンを外さない私に勘付いたかネクタイで両手を背後に縛ってきた。
「やめて」と抵抗しても男の力に敵うはずもない。




「そこまで拒む理由は何だ?」




正面に向かせられたけど、目……合わせられない。
社長の手がボタンを外していく。




「お願い、やめて…っ」




全部外され肩がはだけるまで脱がされた。
目を見開いて驚いている。
ブラジャーをしていても赤く目立っているキスマーク。
もう言い逃れ出来ない。




「これはどういうこと?」




「………………」




「誰にされた?」




「………………」




「答えろっ…!」




大きな声が社長室に響き渡る。
誰かに聞かれてしまったかも知れない。
そんなリスクも顧みないほど取り乱している姿にゾクゾクした。
目の色が変わった。
震える指先で肩紐をずらす。




はっきり見えてしまったキスマーク。




「俺以外に抱かれたんだな……一ノ瀬か?」




「違っ…!違います」




「じゃ、誰だ?教えろ」




「…………っ」




「答えられないなら身体に教え込んでやる」




手を縛られ動けない私の首筋に吸いつく唇。




「あっ……社長ダメ…っ」




首だけでは収まらず身体中に赤い印が散りばめられていく。




脚を広げられ至るところに唇が這う。
我慢する私を見上げながら行為に及ぶのだ。




「お前は俺の女だ、手を出した奴はどうなるかわかってるか?」




目が怖い………私の知らない社長が居る。












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