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イキ狂う敏腕社長秘書
第8章 【間違った選択】
熱い吐息で喘がされた後、脚を閉じたままお尻を持たれて挿入してきた。
ピストンするたびに顔が近くに来て感じているのがわかる。
同じくらい私も気持ち良い。
「美雨っ……美雨っ……」
「声……大きいです…っ」
私から唇を重ねる。
嗚呼………蕩けてしまいそう。
内ももに擦れる部分にも捲れ上がった亀頭が膣壁を押し退けて挿入ってくる感覚にも幾度と絶頂させられた。
「あぁっ……またイクっ」
「イクのか?俺もイキそうだ…っ」
互いの身体が痙攣を繰り返す。
息も整わないまま抱き締め合い舌を絡ませる2人。
「抜いて………」
「まだ抜きたくない」
「お願い、舐めたい」
身体を押して無理やり抜いたら先端に溜まった精液の重みで垂れ下がっている避妊具。
ヌルッと外したらびっくりするくらいまだ反り返っている。
睾丸の方から舌を這わせて舐めとる私にビクビクさせながら天を仰ぐ姿に興奮が醒めないの。
亀頭らへんは我慢するの難しそうね。
もっと善がって……まだ欲しくなる。
その時、急に鳴り響いた社長の携帯。
時間ぴったりです……明里さん。
ありがとうございます。
アフター5のスケジュールはもう報告している。
社長と鉢会うわけにはいかないので明里さんと会うように仕向けてもらった。
ジャケットの胸ポケットに入れたままの携帯はソファーに掛けたまま。
乱れを直し無表情で携帯に出る社長に後ろから抱きついてみた。
「もしもし」と低い声で対応してるけど相手の声で誰かすぐにピンとくる。
奥さん………ですよね。
私の方をチラリと見て背を向けるなんてあからさま過ぎません?
私のこと、愛してるって言ってくれたのに。
有り難いことに話を長引かせてくれてます。
「ああ、わかった……うん、それは会ってから話すよ」
淡白な返答を繰り返す社長を静かにソファーへ座らせる。
驚くのも無理ないね、奥さんと電話中なのにこんな事……ルール違反ですね。
シーと人差し指を口に当てて再びベルトを外す。
慌てて止める社長にお構いなく愛撫を続けたら素直に反応してるじゃないですか。
避妊具を取り出し装着するまでさほど時間はかからなかった。