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イキ狂う敏腕社長秘書
第12章 【愛の循環】
「美雨…!」
「ごめんね、遅れて…っ」
「良いよ、それより会食抜けて大丈夫だった?飲まされたんでしょ?」
急いで彼の家に向かって電話を掛けたら迎えに来てくれた。
あ……ダメだ、走ると酔いが回るのに抱きつきたくて心が速る。
人によって自由自在に変える事が出来るようになったのも皮肉なものだ。
「大丈夫だよ……早く会いたかった」
「俺もだよ、お酒飲んでも上の空だった……やっぱ美雨に祝って欲しくて」
顔を上げて視線が重なると私からキスしてしまう。
まだ外なのに。
彼の家方面は会社の人に会う確率は低いからちょっと大胆になっちゃった。
「わ……外なのに良いの?誰か見ちゃうよ」
「ん……会いたかった」
「俺も……もう1回だけ良い?」
可愛くて好きだな……彼氏としては上出来な一ノ瀬さん。
要望に応えてもう一度重なる唇。
少しだけ舌を入れて絡ませたらサッと引く。
「早く家帰ろ」
「うん、帰ろう」
「ヤバ……美雨可愛過ぎ」
腕を組んで帰る夜道。
つい数時間前までは社長とあんな事してたのに今は平気で彼氏の前で笑ってる。
イチャイチャして会社や他の男たちには見せない顔をしてる。
俺だけの特別……そう思わせる事で即座にシナリオが出来上がっていくの。
不思議ね………嘘だとわかっていながら恋愛出来るんだもん。
憑依型だから上手くいくのかも。
何度目かの彼の家。
帰って来た途端ベットに押し倒されるのも慣れてきた。
やっぱり今日は激しめだ。
もう息が荒い。
全身で私を愛そうとしてる。
下着外すのも上手くなってきたね。
私の感じるところダイレクトに攻めてくる。
漏れる吐息に興奮が伝わってきてるよ。
熱くなってるね、脚に当たってる。
今日は私が先に欲しいかも。
「あっ……美雨…っ」
ズボンも下着も履いだら真っ先に咥えた。
我慢汁垂れる前にフェラチオしたかった。
口の中でしょっぱいの出して。
凄い……いつもより固くなるの早いね。
「溜めてくれた?一人でしてない?」
「うん………」
「どのくらい?」
「ごめん、一昨日から」
「一昨日出したんだ……」