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イキ狂う敏腕社長秘書
第2章 【緊縛の底知れぬ快感】
「明里さん」
か細い声で彼女がそう呼ぶと慣れた手付きで髪を撫でた明里さんは私の目の前で彼女にキスをした。
えっ…!なに?何でいきなりキスしてるの?
あ、そうだ……明里さんはレズビアンだったんだ。
可愛い人見ると欲情するって言ってた。
私、何見せられてるんだろう。
めちゃくちゃ気まずいしどう待ってたらいいのかわかんない。
しかも濃厚なディープキス。
舌が入ってるの丸わかり。
でも、不思議なことに美人同士のキスって見てられるもんなんだな。
明里さんは誰もが目を引く美人。
スタイルも良いし出るとこ出てる。
彼女もまた引けを取らないスタイルの持ち主だ。
長いキスが終わった後に紹介を受ける、何とも言えない空気。
「美雨、彼女はマコ、私のパートナーね?」
頭の中がハテナだらけだ。
パートナーってことは彼女も正真正銘のレズビアンだということね。
キスもしてたし……ね。
私も紹介され細い華奢な手で「宜しくね」と握手を求められた。
そっと握り会釈する。
どこからどう見てもモデルみたいな美貌。
「マコ、美雨をVIPルームに」
「わかった」
「私は準備があるから待ってて」と奥の部屋へ行ってしまった。
えっ!?いきなり2人きり!?
こんな美人とどう接したら良いかわかんない!
それくらいオーラがあって直視出来ないよ。
「美雨、ここよ」
「はい、ありがとうございます」
って、通された部屋にビックリ!!
VIPルームって言ってたけど!!
そこは、店内なのか、中2階みたいなところで目の前はガラス張り。
店内中央のステージが見えるようになっている。
高級感漂う黒の革張りソファー。
天井に綺羅びやかなシャンデリアは良いものの、何故か鎖や手錠がたくさん吊るされている。
え……………?
此処は何?
どういうお店なの?
店内はそれほど広くはない。
気が付いたら居なくなってたマコさんが水色した綺麗なカクテルを持ってきてくれた。
「座って?もうすぐ始まるから一緒に見ましょう?」
「ありがとうございます、始まるって何がですか?」