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イキ狂う敏腕社長秘書
第2章 【緊縛の底知れぬ快感】
「あっ…あっ…あぁ………イクイク…っ」
頭が朦朧としてきた。
イキ過ぎておかしくなりそう。
「またイっちゃうのね…?ねぇ、美雨……あの人にどんなことされた…?どんな風にイかされたの…?」
ソファーにそっと頭を寝かせられて膝枕から前に座って目線を合わせてきた明里さん。
時折痙攣しながらも見つめ合う視線。
そうだ………忘れちゃいけない。
明里さんは社長婦人で私は……社長の愛人なんだ。
誘惑しなさいと言われて次はその報告をしなければなりません。
指示通りに動いたとはいえ、ここで本気になりました…なんて言える空気じゃない。
「美雨……私もう我慢出来ないわ」
そう言ったのは明里さんではなくクンニしていたマコさんだ。
それをクスリ…と笑い何かサインを出した気がした。
固いモノがクリトリスに当たる。
男性器に似てる………おそらくペニスバンド。
ディルドにバンドをつけて腰に固定させ攻め役がまるで男性になったかのように挿入しピストンして楽しむアダルト玩具。
通称ペニバンで、レズビアンがセックスする時によく使うものだって知識はあった。
店内にも置いてあって見えてたし。
そうか……ここでペニバンも体験しちゃうんだ、私。
さっきからずっとクリトリスを擦られてて気持ち良い。
早く挿れて欲しくて腰が浮いちゃう。
今時の玩具は人肌程度に温かいんだな。
「美雨……挿れて欲しいの?」と明里さんが聞いてくる。
ここまでされて玩具であろうがポルチオイキしたくて堪らないのはわかってるはず。
寸止めだけはお願い、しないで。
「可愛い」と明里さんのキス。
VIPルームから眺めてた、死ぬほど欲しかった女王様のキスだ。
優しく丁寧に犯してくる。
唇を自分から背けて離した。
もう精神自体が崩壊してるのかも知れません。
「もっと…激しいのください」
ステージで見せたようなあの狂気に満ちた自由を許さない抑え付けた激しいキス……私もして欲しい。
「そんな風に煽ったのね……上出来だわ」
顔ごと自分の方へ向けると目つきが変わった明里さんはマスクをしない女王様と化した。