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イキ狂う敏腕社長秘書
第3章 【覚醒する心と身体】





「うーん、会食キャンセルする?」




「ダメ!絶対ダメ!そんな事したら軽蔑する!」




「冗談だよ、怒るなよ美雨〜」




優しくハグしてきても許さないんだから。
膨らむ頬を指でツンツンしてきて包み込んでくるから怒るに怒れない。




「キスするから許して?美雨」




その甘い声が一番質悪いです。
そんな瞳で見られたら完全に戦意喪失。
骨抜きになる心。
私の手を取り自分の首へ回させる。
再び抱き合う形に。




「じゃ……あと1分だけ、腰抜けちゃうくらいのキス…してください」




「そしたら許してくれる?」




「………はい」




「では、お望み通りに……」




社長のキスは凄まじい破壊力だ。
簡単に腑抜けにされる。
力なんて入らなくなる。
大人過ぎるキスに酔いしれて、普通のキスじゃ物足りなくなるの。
やっぱり飼育されてる。




角度を変えて味わう唾液。
もっと……もっと欲しい。




この人の全部が欲しい。




時々、心底欲しくて欲しくて堪らなくなる。




終わりの見えてる恋をどうすることも出来ずにがんじがらめになっていくのをただ眺めてる。




苦しくはない……なんて言ったら嘘になるけどこの幸せを手放したくないのも事実で。




どんなに憐れみの目で見られようと私はまだ暫くこの手を放せない。




社長に溺れていく自分にもまた酔いしれているのかも知れません。






















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