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イキ狂う敏腕社長秘書
第3章 【覚醒する心と身体】





私もそこまで頭が回らなかった。
しまった……私の力不足だ。




「その時はまた作り直すよ、その為にいくつか色違いで作ってもらってる」




えっ!?
このドレス1着じゃないの!?
色違いって、着なくても買い取り!?




「へぇ、さすが私の旦那さん。やることなす事完璧なのよね」




「お前もわかってて聞いてきたんだろ」




「マコ、美雨ちゃんの試着の手伝いお願いしていい?私まだ話すことあるから」




店員さんが慌てて申し出たがそれを制止した明里さんの凄まじい圧力。




「あ、あの私1人でも大丈夫です」




「気にしないで?行きましょう」




ていうかマコさん……社長は完全に女性だと思ってるよね?
いや、最初は私もそうだったんだから何の疑いも持たないのが普通か。
奥のフィッティングルームへと足を運ぶ。




店員さんに案内されて一緒に入るも
「適当に試着して脱ぐんで終わるまで待機してもらわなくて結構ですから」と排除する。




四畳ほどの広さで壁鏡で囲まれている。
LEDライトでかなり明るめのフィッティングルーム。




「すみません、こんなことまで……最後、背中のファスナーだけお願いして良いですか?」




マコさんとも久しぶりで少しぎこちなさが残ってる。
カチッと施錠する音が聞こえた。




鏡越しで目が合いながらフワッと後ろから包まれる。
鼻腔に広がる懐かしいマコさんの香り。
この香水……どこのだろう?
好きだな……この匂い。




「久しぶりだね、美雨」




「はい……」




「あれから社長には抱かれてるの?」




なんてストレートな質問。
答えに困っていたらフフフ…と笑われ正面を向かされる。
背が高いから見上げる私の頬を撫でる優しい指先。




「本当に試着手伝いに来たと思ってる?」




「え…?」




「やっと美雨を独り占め出来る絶好のチャンスだよ?逃すわけないじゃん」




綺麗な顔が近付いてくる。
あ……と思ったらもう唇を奪われていた。
柔らかい唇……気持ち良い。
何の罪悪感もないキス。
離れるたびにまだ欲しくなる。




「相変わらず可愛い顔して煽るのね」




「え……わかんないです」











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