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イキ狂う敏腕社長秘書
第4章 【甘い蜜と策略】
完全にオスになった永田課長。
引き締まった身体が私を包み込む。
ブラを剝ぎ取られて手で隠すも優しく退けられてしまう。
今更抵抗しても仕方がないのに。
ベットの上に乗ってまでまだ駆け引きしてる。
どうする…?
身を任せる…?こっちが握る…?
少し迷って任せる方向で落ち着いた。
永田課長の愛撫はそれほど激しさはないものの、最初に思った通り丁寧でゆっくり私の性感帯を探っているようだった。
ここです…なんて恥ずかしくて言えない。
反応の仕方も様々だ。
緩いスピードで頂を目指しているような物足りなさを感じている。
永田課長は結構女子社員の中では人気がある方。
いや、隠れファンが多いと言うべきか。
仕事には厳しいが面倒見が良い為、キュンとくるみたい。
そんな課長に見初められ今、ベットの上で重なろうとしている。
私は課長の直属の部下ではないが接点は多い。
全ての決定権を持つ社長の専属秘書だからだ。
どんなに親しい仲でも社長は既婚者であって不倫という波風を立ててはならない。
私が出しゃばってはならないのだ。
いつかは、辞表も出さなきゃならないのかな。
辞めざるを得ない状況に陥るかも知れない。
そうなれば私は…………
「真田さん…?やっぱり気分乗らない?」
「え?」
しまった……セックス中に違う事を考えてしまっていた。
目尻に涙まだ溜めて………
そりゃ萎えちゃうよね……って課長のスラックスは膨らんでいて固いものが当たってる。
何かから抜け出さなければならないのなら、この手を握っても良いのだろうか。
首を振り身を起こす。
「すみません、泣いちゃって……嫌だとかじゃないんです、嫌われないか心配で」
「え?俺が真田さんを?有り得ないよ、そんな事……今も、好きで堪らないのに」
今度は私からキスをした。
意思表示する為の激しいキス。
押し倒すほど欲情したら引きますか…?
私だって、社長以外に抱かれたい夜もあります。
違う蜜を求めて獣のように腰を振りたい夜がある。
「ハァハァ…真田さんからしてもらうとか凄く嬉しいよ」
人差し指でその唇を止める。