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イキ狂う敏腕社長秘書
第4章 【甘い蜜と策略】





「我慢……してましたよ?今朝、目が合った時伝わりませんでしたか?」




「え?一瞬だったから…でも姿見れて嬉しかったよ」




出逢った頃の余所余所しさはまるでなく、一線越えた仲だとこうも甘くなる。
しっかり見つめ合ってこう伝えるの。




「え、好き…って目で会話出来たと思ってたんだけどな」




「あの一瞬で!?本当に?だとしたら凄く嬉しい……次からはちゃんと感じるようにする」




凄く真面目で頭がキレてこの若さでスピード出世したのは社長もその腕を認めているから。
うちの会社の若きホープだ…とも言ってたな。




そんな絶大な信頼を受けている彼と関係を持ってると知ればどうなるんだろう。




ニッコリ笑って首に手を回す私はもう直らないね。
目で煽るのは得意かも知れない。




「今日終わった後会える…?」




「連絡します」




そう答えたら唇は重なりました。
誰も居ない、明かりもつかない薄暗い空間で何度も何度も角度を変えて舌を絡ませた。
息が上がるほど繰り返したら。




「もう行かなきゃ……」




「うん、俺も」




何事もなかったかのように会議室を出る2人。
外に出れば仕事上の関係性になる。
その辺の弁えさえ楽しむくらいの関係が良い。




会議の準備を終えたら化粧直しへ。
秘書室に戻ったら内線で社長に呼び出される。




いくつか仕事を頼まれ快く引き受けると
「何か良いことでもあった?」と聞かれた。




「いえ、何も」




「ニコニコして可愛いなって思って」




すぐ赤くさせるのも上手ですよね。
デスクにもたれて立ち、手招きされる。




「もっと近くで見せて」




軽く一歩近付くと手を引かれ至近距離に詰め寄ってしまう。




「あ、あの……社長、これはやり過ぎです」




「美雨をもっと近くで見たいんだよ、仕事の合間に癒やし求めたらダメ?」




「誰か来ちゃいますって…」




「この時間帯は誰も来ないの知ってるくせに」




「いや、奥さん…とか」




いつもアポなしでいらっしゃるじゃないですか。
そう言ったら止めてもらえるかなって思ったのに顎クイ。
再び真っ直ぐな瞳に捕まる私。












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