この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夏の終わりに
第21章 繋がる想い ①
豊満な胸が肌に吸いつきながら蠢き、ジーンズに阻まれた下半身がもどかしく揺れる。
浩人は絡ませ合った舌を荒々しく吸い上げてから体を離した。
しかしすぐに、戸惑い哀しげに見上げてくる千里に突き動かされて、もう一度唇を重ねる。
角度を変えて何度も唇を重ね、名残惜しく強く抱きしめながら顔を離すと、二人の間で唾液が糸を引いて消えていった。
浩人は千里の濡れた唇を親指で拭い、堪え切れない飢餓感に喉を鳴らす。
「…カズ兄、追い返してくる」
「…えっ?」
執拗に繰り返したキスで、千里の唇は赤く腫れあがっている。
その美しさに、凄烈な欲望が意識を支配していく。
喉がカラカラに渇き、焦燥感に狂いそうになっていた。
ジーンズも早く脱いでしまいたかった。
「待ってて」
千里の反応を待たずに洗面所に戻り、苦戦しながらジーンズを脱ぎ捨てて廊下へ飛び出した。
浩人は絡ませ合った舌を荒々しく吸い上げてから体を離した。
しかしすぐに、戸惑い哀しげに見上げてくる千里に突き動かされて、もう一度唇を重ねる。
角度を変えて何度も唇を重ね、名残惜しく強く抱きしめながら顔を離すと、二人の間で唾液が糸を引いて消えていった。
浩人は千里の濡れた唇を親指で拭い、堪え切れない飢餓感に喉を鳴らす。
「…カズ兄、追い返してくる」
「…えっ?」
執拗に繰り返したキスで、千里の唇は赤く腫れあがっている。
その美しさに、凄烈な欲望が意識を支配していく。
喉がカラカラに渇き、焦燥感に狂いそうになっていた。
ジーンズも早く脱いでしまいたかった。
「待ってて」
千里の反応を待たずに洗面所に戻り、苦戦しながらジーンズを脱ぎ捨てて廊下へ飛び出した。