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想い想われ歪なカタチ
第8章 8
「あーーっッ!!」

流牙の指が強く突起を摘み上げると同時に、熱い唇がちゅうぅともう片方を吸い上げる
その瞬間に背中をのけ反らせ、小さく震える私を流牙はもう片方の腕を腰に回して抱きしめた。
刺激に押されて目頭が熱くなる。
ぐすん と鼻を鳴らした私を、流牙は破顔して見つめた。

「はっ・・ ほんとうに、可愛い過ぎるよ。伊吹。
 そんなんじゃ、俺のほうが我慢できなくなるかもな・・。
 ・・そろそろ・・、こっちのほう触って欲しいか?」

ほとんど捲くりあがったメイド服のスカートとペチコートをたくしあげ、
流牙の手がなめらかに私の内腿を撫でた。

「やっ!」

途端に私は身を竦ませ、流牙の手を拒否して内股を硬く閉じた。
本当は最初から、そこに触れられて欲しくてたまらないくせに
いざ触れられるとなると怖くて仕方無くなる。
触れられたが最後、私が全部、融けて蕩けてしまいそうで。
いや、きっとこのままじゃ、間違いなくそうなる。

「何もそんな、隠すこと無いだろ?」

流牙は不敵に笑いながらも、私の閉じ合わさった腿を撫でて、
白いレースの下着に手をかけると下へとずり下ろし始めた。

「だめっ!!・・・やめっ やめてってば!やあっ!」

私の必死の抵抗虚しく、私の大事な部分を覆っていた白い布は
あっけなく二肢から抜き取られてしまった。

「あ・・れ?これは・・ どうしたことかな?」

流牙は今、私から剥ぎ取った小さな布切れを手にしげしげと見つめた。
白い下着の中央部分には、遠目でもそれと分かるほど大きく染みが出来ている。
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