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想い想われ歪なカタチ
第8章 8
「きゃっ!ちょっと!冗談・・!放してえっ!!」

流牙はしっかりした手つきで、私の片脚を抑えると
身につけていたホワイトオーバーニーソックスごと足首と太腿の付け根をぐるぐると括りつけた。
そして余った紐を伸ばし、私が脚を閉じることの出来ないよう長さを調節して、
ベッドの枠へ縛り付けて固定した。
必死の思いでじたばたと足掻く脚を、ものともせずに、むんずと掴むと、
残されたもう片方の脚もさっきと同じ要領で、あっけないほど手際よく自由を奪われてしまった。

強制的に股を広げさせられる格好になった私は、
恥ずかしさの余り、顔中から火が吹き出る思いだった。
唯一の救いと言えば、メイド服のスカートとペチコートが
ふんわりと頼りなく垂れ下がっているお陰で
私のそのみっとも無い部分を隠してくれていたことだ。

先ほどもう、その部分を包んでいた下着を剥ぎ取られてしまった後なので
スカートの布地の間から入り込んだ外気が直接、敏感な肌に当たってすーすーする。
それが余計に、私の羞恥心を煽る。

私は両手を頭上に上げて縛られてる挙句、
着込んだメイド服の白いブラウスは胸の双丘が覗くようにはだけさせられ、
折り曲げた両脚を膝立てて、これ以上無く広げてきっているという
あまりにも情けない格好で、すっかり固定されてしまったという屈辱に、両目の奥がくらくらした。

一仕事終えた流牙は、自分の手で完成させた作品を眺める芸術家のような視線で
淫らに縛りあげられた私を満足げに見つめては、その格好をみて くすすと笑った。
脳内で沸騰した何かがプツンと音を立てる。

「・・・っ流牙ッ!あんた、いい加減にしてよ。
 すぐにこの紐、全部解いてっ!さもないと・」

「さもないと?」

流牙が面白そうに私を見遣る。

「~~~・・・・ッ」

言葉を失う私にさらに詰め寄る。

「さもないと、何だよ?
 お前が俺に、何かできると言う訳?
 しかも、こんな格好で」
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