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想い想われ歪なカタチ
第8章 8
「あっ・」

震えて上下する胸の頂の桜色を、意地悪に摘んで軽く捻られる。
それだけなのに、甘い痺れが全身に走って、どくどくと高まった鼓動が胸を苦しくさせる。

流牙の手が、広げられて膝を立てた私の両腿の、
膝より15cmほど上で止まるソックスのフリルと赤いリボンの穿き口から剥き出しの
内側のそのすべすべして薄い肌を
付け根に向かって往復してなでる。
その部分に、まだ触れられてもいないのに、
その部分を、より強烈に意識せざるを得ない。
ますます、鼓動が苦しくなる。腰が浮き上がりそうな感覚に陥る。

ゆっくりと内腿を撫でていた流牙の手が、その動きを中断させ
私を隠していたメイド服のスカートの白いフリルの裾を摘むと、ひらりと捲った。

「・ やめてっ・・見ないでっ!」

ほとんど悲鳴に近い声で私は叫ぶ。
スカートが捲くりあがったことで、白く薄いペチコートが、私の上に頼りなく覆うだけになっている。
そのペチコートにも、流牙の手が襲ってくる。

「やだあああっ!!」

別にもう、見られたことはあるし、見せたことはあるのだけれど
こんな屈辱的に縛られた格好で、その部分を流牙の目の前に晒されるなんて
とても我慢できそうにない。
そもそも、名家の一人娘として育てられた私には、
その部分をたとえ下着越しにでも人前にみせるのは、とんでもなく恥ずかしく
見っとも無いことだと何度も躾けられてきたのだ。
股を広げることさえ、はしたないことだと厳しく禁じられてきたのに、もう
今の状態は私の常識と想像を絶すると言っていい。

「本当は、見て 欲しいんだろ?伊吹。
 ものすごく、ぬるぬるになって、赤くなって、いやらしくなったそこを」

流牙は端正な顔に笑みを浮かべて、あくまでも優しく私に問いかける。
そう、私がここまで抵抗を覚えるのは、
私のその部分が 今まで以上になく、はしたなく いやらしくなってるのを知ってるからだった。

どくどくする。じゅくじゅくしてる。
そんなふうに、見られたら、私はきっと 恥ずかしさのあまり死んでしまう。
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