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想い想われ歪なカタチ
第8章 8
「やーーーっ・・・!!」

流牙の手が、無情にも最後に残されたペチコートを捲り上げた瞬間に
私は渾身の力を籠めて、自分の脚を閉じ合わせた。

束縛した紐は、ある程度、伸縮性に富んでたため、
ぴったりと閉じ合わすことは出来なかったけど、なんとかある程度、閉じることには成功した。
私の渾身の力を持ってしてだ。
力に拮抗したつま先が、ぴくぴくとか細く震える。

流牙は へぇーと何やら感嘆めいた声を漏らした。
その手で、ぐいと私の両足を引っ張れば、彼の目的はすぐ達成されるだろうに
指先さえ触れずに、私の最後の悪あがきを見物するようだった。

「・・・・っ・・ぅ・・っく・」

渾身の力はそう長くは続かない。
紐の反発は想像以上に力強く一定で、私の両脚をもとあった位置に戻そうとする。
耐久力の限界を知らせて、内股がぷるぷると震える。
顔を真っ赤に、その部分を脚を閉じさせて見せまいと足掻く私の姿は
流牙の目にすごく滑稽に映っているんだろう。
私の限界を感じてか、流牙が意地悪く焚きつける。

「どうした?伊吹。だんだん脚が開いてきている。
 このままじゃ伊吹の大事なとこ、俺に丸見えになっちまうぞ?
 それでもいいのか?」

「っ・!」

「それともやっぱり、大事なとこ、いっぱいに広げて俺に見られたいのか?」

「なっ・・・に・をっ・・・」

咬みつけてたら咬み付いていたかも。
私は歯を食いしばって、
開きかけた脚を、もう一度、渾身の力を籠めて閉じ合わせようと力む。
玉の汗が全身から吹き出る。

「・・・・っく・・・ や・・」

もう限界。
じっとりと汗ばんで白いオーバーニーソックスに包まれた内股が
これ以上に無く痛みさえ伴ってぷるぷる震えてる。


「も・・やだっ・・だめっ・・・ やあぅ・・ぅ」

すべての力を出しきった私は、
もう成す術は無く、力の消え入るまま、忌々しい紐に引かれて
脚をいっぱいに広げるしかなかった。
流牙の視線がその上に、止まるのを知りながら。
結局は何だか、見て下さいと言う様に、自分から股を広げたような有様だ。
しかもふりふりしたメイド服のミニスカートをペチコートごとすっかり上に捲り上げて
開ききった両脚には、白く薄い生地のオーバーニーソックスに包まれていることが
余計にその箇所だけを晒す卑猥さに、拍車をかけている。
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