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想い想われ歪なカタチ
第4章 4
――なーんて、
そんなだったな・・・。私と流牙との出会いは。
何しろ最初がこうだったもんだから、
その後も私が いくら引っ叩こーが、いくら怒鳴りつけよーが、
流牙はひたすら平伏して仕えてた。
練りに練って思いつく嫌がらせは一通りやってたし、
自分でもちょっと行き過ぎかななんて思う我侭を言ってみても、
流牙ってば顔色ひとつ変えずに従っていたから、
そーやるのが当たり前のように感じてた。
でも、ほんとは
流牙は心の中で いつも
私を憎んでは 舌打ちしてたんだわ。
だってだってだって!!!
私が無一文になって、その立場逆転した途端、
流牙ってば、サイコーに! めっちゃくっちゃに! 世界にこれ以上無いッてぐらい!!
ものすんごく意地悪なんだもん!!!
流牙に呼び出しを受けたのは今日はこれで何回目だろ?
「机を片付けろ」 とか、「珈琲を出せ」 とか。
出したら出したで、今度は味やら温度やらで ちくちく文句を言うし!!
私が命令を拒否したり、口答えしたりしたら、
容赦なくまた!お尻を叩くんだよ?! 冗談じゃない!!
こっちは朝早く叩き起こされて、掃除やら洗濯やら
自分がするなんて今まで思ってもみなかった慣れない仕事を
午前から午後から永遠とやらされてるっていうのに!!
・・・・実際は 駄々をこねて、ひたすら逃げ回って 全くやってはいないけど。
でも、朝なんて特に、
まだずっと股の間に何か入ってるような違和感がして・・・!
なんか動くたびに痛みが走って、 すっごく大変だったんだからッ!!
ううう・・その原因を思いつくと身も凍るわ。
昨日、私は 流牙と―――― ぎゃああ!! 信じらんない!!!
そんなだったな・・・。私と流牙との出会いは。
何しろ最初がこうだったもんだから、
その後も私が いくら引っ叩こーが、いくら怒鳴りつけよーが、
流牙はひたすら平伏して仕えてた。
練りに練って思いつく嫌がらせは一通りやってたし、
自分でもちょっと行き過ぎかななんて思う我侭を言ってみても、
流牙ってば顔色ひとつ変えずに従っていたから、
そーやるのが当たり前のように感じてた。
でも、ほんとは
流牙は心の中で いつも
私を憎んでは 舌打ちしてたんだわ。
だってだってだって!!!
私が無一文になって、その立場逆転した途端、
流牙ってば、サイコーに! めっちゃくっちゃに! 世界にこれ以上無いッてぐらい!!
ものすんごく意地悪なんだもん!!!
流牙に呼び出しを受けたのは今日はこれで何回目だろ?
「机を片付けろ」 とか、「珈琲を出せ」 とか。
出したら出したで、今度は味やら温度やらで ちくちく文句を言うし!!
私が命令を拒否したり、口答えしたりしたら、
容赦なくまた!お尻を叩くんだよ?! 冗談じゃない!!
こっちは朝早く叩き起こされて、掃除やら洗濯やら
自分がするなんて今まで思ってもみなかった慣れない仕事を
午前から午後から永遠とやらされてるっていうのに!!
・・・・実際は 駄々をこねて、ひたすら逃げ回って 全くやってはいないけど。
でも、朝なんて特に、
まだずっと股の間に何か入ってるような違和感がして・・・!
なんか動くたびに痛みが走って、 すっごく大変だったんだからッ!!
ううう・・その原因を思いつくと身も凍るわ。
昨日、私は 流牙と―――― ぎゃああ!! 信じらんない!!!