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想い想われ歪なカタチ
第4章 4
そんなことがあったのよ、そんなことが。
そーして、まさに今! そのときの状況とまーったく一緒じゃないの!
自分の靴を舐めろ だなんて、この男は~~~
何でもない顔をしていたくせに、
あの時のこと、ちゃーんと覚えてて、相当根に持ってたんだわ・・・
石像のように固まっている私の目の前で、流牙は意地悪な笑みを更に歪ませている。
流牙ってば、私があの時のこと しっかり思い出したってのに気づいてる。
気は焦って、ダラダラと冷や汗が背を伝う。
流牙が何か言おうとする前に、私は先手必勝とばかりに口を開いた。
「やだ!! 私、そんなこと、しないわよ!
ふざけんじゃないわ! 仕返ししようたって、そうはいかないんだから!」
ぶん と腕をふりまわすと、流牙の手から逃れようと身を引いた。
離れかけた私の腕を、流牙はさらに強い力で引っ張る。
「ヒトにはさせたくせに、自分では出来ないっていうのか?
口答えはするわ、言う事は聞かないわ まったく、これは
もっとさらに厳しいお仕置きをしなきゃならねーようだな?」
流牙は静かな低い声で、私の耳元でささやいた。
ぞぞぞ。
さらに冷や汗の量は増えていく。
「きゃっ・・ちょ ちょっと、待って! 放して!!」
流牙は私の身体を小脇に抱えて、小さい犬でも連れて行くようにして
キングサイズのベッドが置かれて、昼でも暗くカーテンの引いた寝室に 軽々と連れ去った。
「きゃん!!」
力の強い流牙の腕から、ぽぉんとベッドに放り投げられる。
強いスプリングで腰が跳ねて、ポヨンと仰向けになってしまう。
短いメイド服のスカートが白いペチコートごとめくれあがる。
体勢なんて整える暇なく、すかさず流牙は覆い被さってきた。
やばい! やばい! やっぱりするんじゃないの!!
そーして、まさに今! そのときの状況とまーったく一緒じゃないの!
自分の靴を舐めろ だなんて、この男は~~~
何でもない顔をしていたくせに、
あの時のこと、ちゃーんと覚えてて、相当根に持ってたんだわ・・・
石像のように固まっている私の目の前で、流牙は意地悪な笑みを更に歪ませている。
流牙ってば、私があの時のこと しっかり思い出したってのに気づいてる。
気は焦って、ダラダラと冷や汗が背を伝う。
流牙が何か言おうとする前に、私は先手必勝とばかりに口を開いた。
「やだ!! 私、そんなこと、しないわよ!
ふざけんじゃないわ! 仕返ししようたって、そうはいかないんだから!」
ぶん と腕をふりまわすと、流牙の手から逃れようと身を引いた。
離れかけた私の腕を、流牙はさらに強い力で引っ張る。
「ヒトにはさせたくせに、自分では出来ないっていうのか?
口答えはするわ、言う事は聞かないわ まったく、これは
もっとさらに厳しいお仕置きをしなきゃならねーようだな?」
流牙は静かな低い声で、私の耳元でささやいた。
ぞぞぞ。
さらに冷や汗の量は増えていく。
「きゃっ・・ちょ ちょっと、待って! 放して!!」
流牙は私の身体を小脇に抱えて、小さい犬でも連れて行くようにして
キングサイズのベッドが置かれて、昼でも暗くカーテンの引いた寝室に 軽々と連れ去った。
「きゃん!!」
力の強い流牙の腕から、ぽぉんとベッドに放り投げられる。
強いスプリングで腰が跳ねて、ポヨンと仰向けになってしまう。
短いメイド服のスカートが白いペチコートごとめくれあがる。
体勢なんて整える暇なく、すかさず流牙は覆い被さってきた。
やばい! やばい! やっぱりするんじゃないの!!