この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
想い想われ歪なカタチ
第4章 4
「またこんなに汚してしまって。どうしようもないコだな、伊吹は。
そんなとこに座り込んでないで、ちゃんと立つんだ。
お客様の前ではしたないぞ?」
そんなこと言ったって、もう立てるわけないじゃない。
腰が砕けたみたいにぐらぐらしてる。
まだ一応、人の形は保っているけれど、きっと私はあそこから溶けてしまっている。
床に張り付いて、動けない。
ぼぅっとして、そのままへたり込んでると、限度の超えた刺激が陰部に走った。
「うぁうう・・う あ、ふあ・・・やあ」
言葉を操る脳はとっくに機能を停止してしまってて、動物のような唸り声を、私はあげた。
流牙って、人の皮を被った鬼なんだって、このときやっと思い知った。
泡沫的な悲鳴をあげて、ふやけた私に
いまだに装着されたバイブレーションの電源を、流牙は無情にも入れたのだった。
気持ちいいって 感じる神経も なんだか途切れかけてる。
もう、快感の桁は外れてて、壊れたようにかくかくと身体を震わす私を、
流牙はやっぱり面白そうに眺めてた気がする。
流石に私の尋常でない様子に気づいた客人が、「どうしたのですか」と声を掛ける。
「ご心配要りません。少し眩暈を起こしたようでして― 今、下がらせますから」
流牙は抜け抜けと当り障りのないようなことを答えてた。
その言葉は私には、どこかずっと遠くから聞こえる音のように曇って響いた。
そしてすぐに、昨日私にメイド服を着せた瑠香という使用人に連れられて、
私は悪魔のいる食堂から開放された。
力の無い体を支えられて、引き下がった使用人用の一室で、ベッドの中に寝かされる。
彼女もまだ仕事があるらしく、すぐに部屋を出て行った。 部屋は私ひとりになった。
そんなとこに座り込んでないで、ちゃんと立つんだ。
お客様の前ではしたないぞ?」
そんなこと言ったって、もう立てるわけないじゃない。
腰が砕けたみたいにぐらぐらしてる。
まだ一応、人の形は保っているけれど、きっと私はあそこから溶けてしまっている。
床に張り付いて、動けない。
ぼぅっとして、そのままへたり込んでると、限度の超えた刺激が陰部に走った。
「うぁうう・・う あ、ふあ・・・やあ」
言葉を操る脳はとっくに機能を停止してしまってて、動物のような唸り声を、私はあげた。
流牙って、人の皮を被った鬼なんだって、このときやっと思い知った。
泡沫的な悲鳴をあげて、ふやけた私に
いまだに装着されたバイブレーションの電源を、流牙は無情にも入れたのだった。
気持ちいいって 感じる神経も なんだか途切れかけてる。
もう、快感の桁は外れてて、壊れたようにかくかくと身体を震わす私を、
流牙はやっぱり面白そうに眺めてた気がする。
流石に私の尋常でない様子に気づいた客人が、「どうしたのですか」と声を掛ける。
「ご心配要りません。少し眩暈を起こしたようでして― 今、下がらせますから」
流牙は抜け抜けと当り障りのないようなことを答えてた。
その言葉は私には、どこかずっと遠くから聞こえる音のように曇って響いた。
そしてすぐに、昨日私にメイド服を着せた瑠香という使用人に連れられて、
私は悪魔のいる食堂から開放された。
力の無い体を支えられて、引き下がった使用人用の一室で、ベッドの中に寝かされる。
彼女もまだ仕事があるらしく、すぐに部屋を出て行った。 部屋は私ひとりになった。